阪神がDeNAに競り負け、同カード5連敗でレギュラーシーズンでの対戦を終えた。先発の青柳晃洋投手(29)が4回で110球、7四死球、4失点と大乱調だった。
不振の3番森下翔太外野手(23)は3打数無安打2三振で5回の守りからベンチに退きベンチで涙を見せた。
岡田彰布監督(65)の試合後の一問一答は以下の通り。
-先発の青柳は
「4回で100球やもんなあ。びっくりするわ」
-DeNAとは相性がよかったが
「それで投げさせたんやけどなあ」
-これでレギュラーシーズン最後の登板。不安が残った
「まあそらあ、そうなるわなあ。あの、なあ、もう自滅やんか。何個出したん、フォアボール。6つくらいか? (死球を合わせて7つ)7個か。そらあなあ。100球いくやんな」
-途中交代の森下は
「アカンやろ。そらあ。自分でどうしようかなあと思ってるけどなあ。今日のバッティングも、あれやもんなあ。ストライクは1球も振らず、振ったらみんなボール。そんなんもうお前、お客さんに見せられへんよ。はっきり言って。あんな姿」
-それが代えた理由
「そういうことや。もう」
-ベンチで泣いていた。
「それはお前、自分やねんから。自分で崩れていっているんやから。ボール球を振って。ずっと同じことの繰り返しやろ。こっちは何回も今まで手助けしたりいろんなことをやったけど。前も言うたやんか。自分でわからんとあかんよ。自分でわかるやろ? あんだけボールを振ってて。ストライクは全部見送りで、振ってるのは全部ボール球やで。最後『またボール球振って三振するわ』言うたよ。ベンチで、3打席目もな」
-昨日は残り試合やった上でしっかり練習させると言ったが、あと3試合は
「いや、だからそんな、あんな姿見せられへんって言うてるやんか。それはお前、失礼やわな。お金払ろて球場来ててあの姿は。そらあかんわ。本人がそら、自分でそういうふうになっていってるわけやからな。自分で崩れていくわけやからな。うん。それは。ま、打席の中のことやからな。オレらがそこまでフォローしてもな。ボール球はそら、ま、振るな言うても、打席で自分ひとりになった時に、そないして振るんやからさ。もう、それはもうどうしようもないよ。こっちは」
-打線全体の印象はいかがでしょうか
「いやいや、まあまあ、普通。そらまあ、もう、みんなのな。うん、まあな、ちょっと作戦しとったら、中野の時もあれやけど、もう、なあ、そらもう、あいつはやっぱり自分の今な。そういう(タイトルがかかっている)ことやから。だから、ほとんどそんなな、普通に打つだけやから、作戦もしないし。まあ、でも、やっぱり1人1人がヒットでもポンポンとな。近本もだいぶ、ちょっと良うなってきたよな、あとのほうな。最初の方はまだ、なんかタイミングがあわんようななあ、そんな感じでバット振ってたけど。ちょっと最後の方な、やっぱり、ポイントもようなってきたなあと思ったけどな」
-DeNAもCSが決まった。当たる可能性もあるが
「いや、そんなんまだ(笑い)。それはお前、決まってからや。そんなん、お前。まだお前、日にちがあるんやから、今からもう、そんなこと思ってたら、頭もたんわ(笑い)」
-広島と2連戦
「あしたから広島とやるのちょっと嫌よなあ。広島も順位決まってたら、若い投手とか聞いてたけど、(明日の先発は)九里なんやろ」
-2位争いが続いている
「明日なんか移動ゲームだから、メンバー落とそうと思ってるんやけど、どっちかに手を抜くみたいになってもなあ。難しいよなあ。こっちは最初からそう(自分の調整優先)だから仕方ないんやけど、考えんとあかんな」