DeNAが、広島に連敗を喫し、2年連続でCSファーストステージ敗退が決まった。

先発今永がソロ2発を浴び、6回途中2失点で降板。7回に関根の適時打と代打ソトの犠飛で同点に追いついたが、上茶谷が回またぎの8回に決勝打を浴びた。三浦監督は「何とか食らいついていったんですけど、相手の方が上でした」と悔しさをにじませた。

勝負どころでのミスが、明暗を分けた。同点の8回無死一塁、大田が犠打できず、ヒッティングに変更で空振り三振。後続も打ち取られ、直後の8回に無死一、二塁から上茶谷が犠打野選でチャンスを広げられ、試合を決める2点を奪われた。三浦監督は「(勝負のポイントは)いろいろありますけど、自分の責任だと思います」と背負った。

故障から驚異的な回復力で、第3戦に先発予定だったバウアーの勝負手も出せず、三浦監督は「明日登板機会を作れなくて、申し訳なかった」とバウアーに謝罪した。わずかな可能性にかけ、懸命なリハビリで日本シリーズでの復帰を目指した佐野の思いにも応えられず。25年ぶりの日本一の夢は、来季へと持ち越された。【久保賢吾】

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