ロッテがCSファーストステージを突破し、今季限りでアナウンスを引退する谷保恵美さん(57)の日本シリーズでの“再”アンコールへ望みをつなげた。

7日のホーム最終戦では吉井監督から花束を渡され涙を見せていたが、その後2位でのCS進出を決め、アンコールの舞台が巡ってきた。13日には「ファンの皆さんとファイナルステージ進出を後押しできれば」と抱負を口にしていた。劇的なサヨナラ直後の「クライマックスシリーズファーストステージ、突破でございます!」というアナウンスには少し高揚感がこもっていた。約3万人の観衆が詰めかけたZOZOマリンがお祭り騒ぎとなった。

谷保さんは7日の本拠地最終戦では吉井監督から花束が贈られたが、チームが2位でのCS進出が決め、CSファーストステージが“アンコール”の舞台となっていた。ファーストステージ開幕前日の13日には「いつも通り元気にファンの皆さんと一緒にファイナルステージ進出を後押しできればと思っているので、最後まで頑張ります。きっとファンの皆さんがいつも以上の力が出るように声をくださると思うので、勝ち上がって大阪に乗り込んでほしいですね。負けずにアナウンスしたいと思います」と意気込んでいた。

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