阪神シェルドン・ノイジー外野手(28)が6日、大阪・伊丹空港から米国に向けて帰国の途についた。

来日1年目の助っ人は133試合に出場し打率2割4分0厘、56打点、9本塁打。日本シリーズでは第7戦に日本一を決定づける先制の決勝3ランを放ち、森下翔太外野手(23)とともに優秀選手賞に選ばれた。出国前に取材に応じ、「本当にうれしい気持ち。タイガースファン、チームに支えられた。通訳だけじゃなく、スタッフのみんなが招き入れてくれた」と周囲に感謝した。

試合後の共同会見では、第7戦でつかんだウイニングボールを持ち帰りたいと発言したが、「ビールかけで祝った後にスタッフを通じて渡した」と明かした。

来季の去就は流動的な状況で、連覇への意欲を問われ「もちろん、その気持ちはあります」と言い残し、機上の人となった。

【関連記事】阪神ニュース一覧