阪神岡田監督が、連覇を目指しスタートを切る24年春季キャンプの一部構想を明かした。「やる予定やわ」と第3クールが想定される2月10日からの3連休では1、2軍合同紅白戦を2年連続で実施予定。「今年はそこで新しいっていうかな、(1、2軍の)入れ替えもせんかったからな」と振り返るも、秋季キャンプで高評価をつけた門別、野口ら若武者は絶好のアピール機会となるに違いない。

今年2月12日に実施した1、2軍合同紅白戦では、大竹が3回無失点で開幕ローテーション入りへ前進。ルーキー富田も1回無失点で開幕1軍を近づけた。24年初実戦となる可能性が高い紅白戦でいきなり大暴れとなれば、門別なら開幕ローテーション入りへ、野口なら開幕1軍メンバー入りへ大きなアピールとなる。指揮官は「優勝メンバーと一緒にやるというのは、それは全然ちゃうよ。一緒にノック受けとってもな」と日本一メンバーと若手の化学反応にも期待した。

また、岩崎ら実績のある投手は2軍の具志川キャンプスタートとさせるプランも明かし「今年の方がメンバーがだいぶ変わるかも、可能性あるわな」と多くの若手を1軍キャンプでチェックする考えも。連覇への推進力となる若虎を探し出す。【中野椋】

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