阪神のドラフト1位青学大・下村海翔投手(21)が26日、神奈川・横浜市内のホテルで仮契約を行った。契約金1億円、年俸1600万円、出来高は5000万円。球団からは畑山統括スカウト、宮脇編成ディレクター、吉野担当スカウトが出席した。

20日には明治神宮大会を準優勝で終え、大学野球を引退。「最後の神宮大会が終わって、ようやく実感がわいてきた」とプロとしての心境を明かした。

契約金の使い道は両親への親孝行。「お世話になったので、何か親孝行できれば。(リクエストは)まだ聞いてないので、これから聞いてプレゼントしようかなと」と考えを明かした。

全143試合を戦うプロ野球。入団までに、1年間を戦い抜くための体作りに、重点的に取り組むという。「息の長い選手、ファンから愛されるというのを目標にやっていきたい。苦労することもたくさんあると思うんですけど、諦めずに向上心をもってやり切りたいと思います」と抱負を語った。(金額は推定)

【一覧】プロ野球12球団の契約更改状況