メガゴジラがメガアップを勝ち取った。巨人秋広優人内野手(21)が29日、都内の球団事務所で契約を更改。2620万円増の3250万円でサインした。416%アップは球団では18年岡本和(567%)19年高木京(500%)01年條辺(456%)に次ぐ歴代4位の上昇率。「開幕当初の自分の想像以上のすごい、いいシーズンになりましたが、試合に出させてもらっているうちに課題もたくさん出た」と振り返った。

3年目の今季は121試合で打率2割7分3厘、10本塁打、41打点。飛躍を遂げたが、規定打席には4だけ届かず。来季は「全試合出場」を目標に掲げた。

一塁には岡本和がいる。試合に出続けるため、外野で勝負する構え。外野に本格挑戦したのは昨季からで、今季も積極的に周囲からのアドバイスを聞きながら過ごした。「ミスだったり、捕れるボールも捕れなかった印象がある。守れる選手と言われるように」とレベルアップを図る。

打撃でも打率2割1分だった対左投手の対策に重点を置く。「ヤクルトの田口さん、阪神の岩崎さんだったり相手の勝ちパターンの投手から打てるようになりたい」と課題と向き合い、不動の立場を目指していく。【上田悠太】(金額は推定)

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