日の丸を背負ったサムライ戦士が、ベテラン超えを誓った。ロッテの横山陸人投手(22)は2日、小島和哉投手(27)、種市篤暉投手(25)と、ニッセイ丸の内「千葉ロッテマリーンズ応援キャンペーン2023第2弾」交流会に参加。来季の目標に「最優秀中継ぎ」を掲げた。

チーム内でも守護神・益田直也投手(34)などベテランがいるが「いつまでも追いかけているようじゃダメだと思うので、いずれかは益田さんに追いついて、追い越すぐらいな気持ちで」と強気に語った。

11月、初めて日本代表のユニホームに袖を通した。韓国戦では2番手で登板し1回0封。「独特な雰囲気を経験できたのと、0に抑えられたのは自信につながった」。同世代の選手が集まった同大会期間中は、西武の今井達也投手(25)と積極的にコミュニケーションを取っており「投球の感覚だったり、打者によって配球を変えてっていうところも、いろいろ聞いた」とレベルアップにつなげる。

今季はプロ初セーブを挙げるなど38試合に登板したものの、後半戦に課題が残った。「1年間投げ切る体力強化だったり、自分の投球スタイルっていうのを確立していけば」。高卒5年目の節目となる来季は、さらなる飛躍を遂げる。【星夏穂】

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