日本ハムのドラフト1位細野晴希投手(21=東洋大)が卒業論文の発表を終えて、2日ぶりに千葉・鎌ケ谷の新人合同自主トレに再合流した。「無事、終わりました。結構、大変でした。野球に集中できます」。重圧? から解き放たれ、安堵(あんど)の表情だ。

大学では総合情報学部に籍を置く。最速158キロを誇る自身の動作解析をもとに、剛球投手の特徴などを考察。「(大学)3年生ぐらいの時から4カ月に1度くらいのペースで取っていた(データの)1つを使いました」。自分なりの結論は「速い球を投げるためには並進(運動の)スピードを上げること」。投球動作の中で、踏み込み足が地面につくまでのスピードが大事だと考えた。

この日、投球練習は行わず、キャッチボールやシャトルラン、体幹トレーニングで全体メニューを終えた。新人合同自主トレは、24日が休日。頭と体を休めて、25日から始まる最終クールに備える。

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