東京6大学の慶大に進学予定の智弁和歌山・中塚遥翔内野手と星稜(石川)・服部翔内野手(ともに3年)が全体練習後に取材対応を行った。

甲子園に2度出場し、高校通算25本を放った長距離ヒッターの中塚は23日に入寮。昨夏甲子園Vを果たした慶応(神奈川)の延末藍太内野手(3年)とは、同じ一塁手としてポジションが被っている。「ライバルにはなると思うんですけど、負けないように頑張りたい」と切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

大学野球での目標は「(ソフトバンクに入団した)広瀬さんが20本打ったので、超えられるような記録を残せたら良いなと思います。まずは1本打てるように」と次世代のスラッガーに名乗り出る。

昨夏甲子園出場の服部は4日に入寮。慶応の選手に対して「ずっと真面目なイメージがあったんですけど、ふざける時はふざけたりする。みんな優しく声をかけてくれます」と早くもなじんでいる。

大学野球での目標は「まずは1年生からベンチに入れるように頑張りたい。3、4年時にはチームの主軸として活躍できるように頑張りたい」と意気込んだ。