ソフトバンクを支える人々にスポットを当て、随時掲載する「支えタカとよ」企画が3年ぶりに復活した。

復刻第2弾は、筑後事業推進部の山坂紗さん(29)。ファーム施設のタマスタ筑後にあるビジョン演出の発案、構成を手がける。また「ウエルカム☆ビジターデー」などイベント企画にも携わる。多岐にわたってホークスを支える山坂さんに迫った。

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とっておきの演出だ。山坂さんは「こだわりがあるところ」と胸を張る。タマスタ筑後の2軍戦。ホークス投手が三振を奪うと、ビジョンに注目だ。球場キャラクターのひな丸が登場。主審ポーズをしながら「STRIKE OUT!」。約10秒ほどの演出は山坂さんの発案で、2年前から採用された。「筑後らしさを出したかった。ひな丸を審判風にすればかわいいし、かっこいいんじゃないかなと思いました」という自信作だ。

試合のイニング間に映す構成も考える。「選手を覚えてもらいたいので」と“選手クイズ”を発案。ビジョンにポジション、誕生日、出身地などのヒントを映し出す。「この選手誰でしょう?」。短い時間でも、ファンは楽しめる。

「お客さんの笑顔を見る。そこが一番のやりがい」。その一心でファンが喜ぶイベント企画も行う。今年から5年ぶりに「ウエルカム☆ビジターデー」が復活した。山坂さんが「遠征先でのファンサービスって少ないのかな」と思ったのがきっかけ。ホークスの選手がビジター先でサイン会を開催。その逆で、タマスタ筑後でもビジターチームのサイン会を行う。両球団の合意の上で「ホークスファンに限らず、ビジターファンにも来ていただきたい。ウエスタン・リーグを盛り上げていきたい」と願う。

高校時代は強豪の久留米商(福岡)の野球部マネジャー。野球は祖父の影響で幼少期にはまった。「野球に携わる仕事がしたい」と17年にビジョン補佐のアルバイトを始めた。19年に正社員となり、今では球場全体を把握するリーダー的立場に。「仕事が大変と思ったことはないですね。大変さが分からないくらい楽しい」。選手のため、ファンのために-。これからも多岐にわたってチームを支えていく。【佐藤究】

◆山坂紗(やまさか・さや)1994年(平6)11月4日、福岡県久留米市生まれ。中学ではバスケットボール部に所属。久留米商では野球部マネジャーを務めた。卒業後は九州看護福祉大に進学も、中退。17年からアルバイトで働き始め、19年から「福岡ソフトバンクホークス株式会社」の正社員に。現在は「事業統括本部 野球事業推進本部 筑後事業推進部」に所属する。

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