阪神大山悠輔内野手(29)が2日連続で勝利打点を挙げた。
前日に続いて、また初回のチャンスをモノにした。2死二塁から右腕ハッチに追い込まれたが、内角の直球に詰まらされながら右翼前にしぶとく落とした。「追い込まれていましたが、しっかり振り切ることができました。先制点を取ることができてよかったです」と先制点奪取を振り返った。
阪神にとってセ・リーグ1万試合目の節目。最初の得点は4番のバットから生まれた。結果的に勝利に導く一打となったが、笑顔はなかった。「追加点を取れるチャンスはいっぱいあった。反省しないといけない。粘ってもらったチームメートに感謝しかないです」。表情を引き締めながら大粒の汗をぬぐった。
ことごとく得点機で回ってきた。象徴的なのは3回。無死満塁で一飛に倒れた。一気呵成(かせい)にハッチを攻め落としたい場面。続くノイジーも併殺で好機を逸した。
大山は5回、7回も得点圏に走者を置きながら凡飛。そして9回2死満塁、最後のチャンスも遊ゴロに倒れた。必死の全力疾走もかなわなかった。ビジター席の阪神ファンに何度もため息をつかせてしまった。重い責任を痛感しながら、切り替えに努めた。【柏原誠】



