延長10回、勝負を決したのは広島の4番・小園海斗内野手(23)だった。
DeNA伊勢から右中間へ決勝の今季1号ソロ。月間7度のV打は球団タイ記録だ。この回末包、野間にもアーチが飛び出した。1イニング3発で快勝だ。
「打った瞬間はいったかなと。久しぶりに違う感覚があったので、自分でもびっくりした」。4安打2打点の活躍で勝ち、笑顔があふれた。
昨季から8戦5敗と苦戦していた左腕東を攻略したのも小園だ。2打席目から安打を連ね、8回2死三塁から、一塁へのゴロで執念のヘッドスライディング。適時内野安打として同点に追いついた。今季は対東がこの日で11打数9安打と打ちまくっている。新井監督も「本当に今日もナイスバッティングだったね」と絶賛した。
5番に入った末包も続いた。小園を置いて3安打。そして10回には小園と連弾。こちらはプロ初の4安打の固め打ちだった。
連敗を2で止め、貯金3。交流戦に勝率5割以上で入ることが確定した。首位阪神とも1・5ゲーム差。まだまだコイの季節はこれからだ。
▼広島は延長10回に小園、末包、野間が本塁打。延長に入って1イニング3本塁打以上は89年8月29日ダイエーが西武戦の11回に記録して以来、35年ぶり。セ・リーグでは68年6月27日中日が巨人戦の11回に江藤慎、徳武、木俣が打って以来2度目。
▽広島末包(10回の3号ソロ含む4安打)「(本塁打は小園の1発の後で)楽にっていう状況だったんで、どんどんいこう、と。結果的にはよかったですね」
▽広島野間(21年以来3年ぶり本塁打)「打った感じ、行ったかなと。久しぶりすぎて。入って良かった。勝った状態で回してくれたので、つなぐだけだった。勝てて良かった」



