日本ハム水谷瞬外野手(23)がプロ初本塁打を放った。4回1死二塁の第3打席、DeNA大貫の114キロカーブを左中間スタンドへ運んだ。一塁側ベンチへ戻ると「熱男(あつおー)」と右拳を突き上げた。ソフトバンク時代の先輩、松田宣浩氏(41)のパフォーマンスを決めた、熱い理由があった。
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水谷が大事な人との約束をついに果たした。正真正銘のプロ初本塁打を放った直後に披露したのは「熱男」ポーズ。2年目から3年間、自主トレでお世話になった松田宣浩氏(41)への感謝の思いと、ソフトバンク時代の20年途中で急逝した当時3軍コンディショニング担当の川村隆史さんへ向けたものだった。
水谷 僕が2年目の時に、川村さんが亡くなる1週間ぐらい前に、ふとした会話で。ウエートしている時に初ホームランを打ったら「あつお~」か、川村さんの「たかし~」か、ファームの2軍本拠地の「ちくご~」か、それやなっていう話をしていた。その1週間後に亡くなられて。1本目を打ったら、やろうとずっと決めていた。川村さんへ届ける思いでやりました。
だから、お世話なった天国にいる川村さんにも届くように大きな声で「あつお~」と叫んだ。【日本ハム担当=木下大輔】



