317日ぶりの清宮弾で日本ハムが連敗を4で止めた。1点を勝ち越した延長10回に清宮幸太郎内野手(25)が1号2ラン。今季83打席目での1発に「やっと出ました」。昨年8月27日に、この日と同じベルーナドームで描いて以来のアーチで勝利を決定付けた。

手応えは、なかった。「うわー。変なところに打っちゃったなぁ」。打球は深めに守っていた中堅バックスクリーン方向。「全然入ると思わなくて」と諦めかけたが、天性のパワーと「ファンの皆さんの声援が最後ひと押し、僕の打球を押してくれた」。やっとフェンスを越えてくれた。

春季キャンプ直前で左足首を捻挫し、大きく出遅れた7年目。1軍復帰後も打球が上がらなかったが、練習から「体重移動の仕方や、きれいにうまく使えるようなハンドワーク」など試行錯誤を続け、ついにプロ通算50号。「もっと打ちたいです」と前を向いた。

清宮の1発の前には、代走五十幡がグリーンライトでスタートを切って、万波の遊ゴロ併殺打を阻止して勝ち越し点を奪った。新庄監督も「五十幡さんと清宮さんには足を向けて寝られない(笑い)」と感謝。これで7、8月に打った本塁打数は通算本塁打数の半数にあたる25本目。「暑い季節ですので、波に乗っていきたい」。日本ハムの夏男・清宮がチームを再浮上させていく。【木下大輔】

【関連記事】日本ハムニュース一覧