日本ハム伊藤大海投手(26)が計94球で西武打線を完封し、6月12日中日戦(エスコンフィールド)に続いて、今季2度目の「マダックス」を達成した。シーズン2度目の100球未満の完封勝利は、03年中日平井以来21年ぶり。球団では前身の東映時代の66年嵯峨以来、58年ぶりの快挙となった。

初回先頭の源田に安打を許したが、2番西川を二ゴロ併殺打、3番蛭間も二ゴロで抑えて「マダックス」の波に乗った。打線も2回までに9得点と大量を援護を受ける中で、淡々とアウトを積み重ねていった。

中日戦では10球未満が5イニングあり、98球で完封勝利。8回を終えて89球だったが、この日は8回までに80球とさらに省エネ投球だった。各イニングの球数は以下の通り(カッコ内は球数合計)。

 

1回 7球

2回 13球(20球)

3回 7球(27球)

4回 10球(37球)

5回 12球(49球)

6回 8球(57球)

7回 9球(66球)

8回 14球(80球)

9回 14球(94球)

 

8勝目を挙げた伊藤の快投と序盤に猛攻を見せた打線ががっちりかみあってチームは後半戦初勝利。首位ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止した。

▼伊藤が94球で完封勝利。完封勝ちは6月12日中日戦に次いで今季2度目で、同試合も98球。100球未満の完封をシーズン2度もマークしたのは03年平井(中日)が9月9日(93球)と30日(91球)の広島戦で記録して以来で、パ・リーグの投手では76年鈴木(近鉄)が8月22日ロッテ戦(90球)と28日南海戦(94球)で記録して以来48年ぶり。球団では東映時代の66年に4月20日(98球)と28日(96球)の西鉄戦でマークした嵯峨以来58年ぶりとなった。

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