オリックスのドラフト4位ルーキー、山中稜真捕手(24)がメモリアルなプロ初アーチを放った。
初めて「1番打者」でスタメン出場。その第1打席だ。初回、カウント3-1からの5球目、西武先発上田のカットボールを振り抜いた。打球は右翼席へ。プロ1号となる初回先頭打者アーチだ。オリックスでは、プロ1号に限らずルーキーが先頭打者本塁打を打つのは球団史上初の快挙となった。
「バッター有利のカウントだったんで、甘い球を待って振り抜いた結果、いい角度で入ってくれたなと思ってます。あんまり覚えてないです。打球も本当に入ったかどうか分からなくて、走ってたら審判が回してるの見て、入ったんだみたいな感じで。1周気づいたら回ってました」
捕手登録ながら、ここまでの出場はすべて外野。この日で5試合目のスタメンだった。勝負強い打撃を買われての起用。ベンチの期待に十分こたえている。岸田監督も「高め目の、もしかしたら見逃したらボールだったっていうぐらいのところでしたけどね。良かったと思います。仕事はやってくれていたと思います」とたたえた。
ただ、メモリアル弾を放った新人は「今日の試合に負けたことが悔しいなっていう思いでいっぱいです。期待にもっと応えていかないといけないという思いが一番強いです」と引き締まった表情で語った。
試合は2-3で敗れ、2位日本ハムとのゲーム差は2に縮まった。今日18日から本拠地で日本ハムと首位攻防3連戦。日に日に実力を発揮してきた新人がチームに勢いをつける。
▼ルーキー山中がプロ1号となる初回先頭打者本塁打。外国人選手を除き、プロ1号が先頭打者本塁打は23年7月12日並木(ヤクルト)以来38人目で、そのうち新人は18年4月12日神里(DeNA)以来12人目。オリックスでは、プロ1号に限らずルーキーが先頭打者本塁打を打つのは球団史上初めてだ。なお、新人以外で初本塁打が先頭打者弾だったのは、18年4月30日宗以来球団4人目。



