マー君の季節がやってきた。6月上旬。2軍調整が続いていた巨人田中将大投手(36)は「ちまたでは甲子園のイメージがあったりとかされてますけど、(暑いのは)あまり好きじゃない」と話しながらも「調子は間違いなく夏場の方がいい」と夏に対する印象を口にした。
夏がよく似合う。多くの人々の記憶に残るのは駒大苫小牧時代。2年夏の甲子園では全国制覇を成し遂げた。翌年、3年夏の甲子園決勝での早実・斎藤佑樹との投げ合いは、今も伝説として語り継がれている。
そんな“夏男”が真夏に1軍に帰ってきた。5月2日に登録を抹消されてからの約3カ月間は、ファームで若手にまじって汗を流した。5月下旬から2軍の先発ローテに入ると、そこから9試合に登板。炎天下での試合も何度か経験し「暑さにも多少慣れてますから今は。例年とは違います」と自信をのぞかせた。
多くの野球ファンが待ち望んだ先発マウンドになる。登板前日の6日は東京ドームで最終調整。この日の試合で勝利投手となれば日米通算199勝目となり、節目の200勝にも王手をかける。「期待をかけていただけるのはやはりうれしいですし。やはりそういう風に応援してくださる方々に対して、グラウンドで結果を出すことができれば」。暑い季節に熱い投球で期待に応えてみせる。



