ソフトバンク牧原大成内野手(32)が2日、自身初のタイトル獲得へ口を開いた。シーズン残り2試合で、打率3割1厘をマーク。パでただ1人、3割台をキープし、同僚の2位柳町に8厘差をつけて首位打者争いのトップに立つ。「(数字はシーズンが)終わってみた時に、じゃないですか」とした上で「別に(打率)3割を切っても(首位打者は)トップで終われることには変わりないので」と、タイトル奪取へ意欲を見せた。
10年に育成ドラフト5位で入団。育成出身選手で首位打者を獲得した例は過去にない。プロ野球史上初の快挙も「今年ここまでやれると思っていなかったので。それが一番いいこと。最後までケガせずにやるだけです」と力を込めた。まずは「規定(打席)いくだけ」ときっぱり。ここまで440打席。残り2試合を考えれば、規定の443打席のクリアは目前だ。22年は打率3割1厘も、規定に2打席足りなかった。規定打席クリア&打率3割到達も、育成初となる。
この日はみずほペイペイドームでの全体練習で、快音を響かせた。牧原の背中を追う柳町も参加。「最後まで集中力を持ってやっていきたい」と常々語っており、最後まで食らいつく。オリックス太田、中川も肉薄する中、首位打者争いはいよいよ大詰め。牧原大は「今更どうこうしようとかはない。普段通りにやるだけです」と気持ちを引き締め、シーズン最後の2試合に臨む。【佐藤究】



