ドラフト4位の高卒ルーキー田中陽翔内野手(19=健大高崎)がプロ初となる猛打賞を決めた。

「1番遊撃」でスタメン出場。1回先頭で右越え二塁打をマークすると、勢いに乗った。2回2死一塁では右前打、5回先頭は中前打を放った。

球団で高卒1年目の猛打賞はサンケイ時代の67年5月5日中日戦の奥柿幸雄以来、58年ぶりの快挙だった。

プロ初打席の7月8日DeNA戦でウィックの158キロ直球に見逃しで3球三振に倒れた。その試合後、宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)に「あれが普通だと思わないと1軍ではやっていけないぞ」と激励された。もともと宮本氏の長男恭佑(法大)と小学生時はスワローズジュニア、中学生時は東練馬シニアでチームメートだった縁で、親交があった。その言葉を胸に直球と変化球の対応力を意識しながら、変化球に対応する力を磨いてきた。

1日DeNA戦ではプロ初安打&初打点をマークした。シーズン最終盤の1軍再昇格で来季につながるアピールを続ける。

◆田中陽翔(たなか・はると)2006年(平18)6月25日、東京都狛江市生まれ。小学6年時にヤクルトジュニア選出。中学時代は東練馬シニア所属。健大高崎へ進み1年春からベンチ入り。3年春夏に甲子園出場。高校通算21本塁打。24年ドラフト4位でヤクルト入団。25年7月8日DeNA戦でプロ初出場。183センチ、88キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸550万円。父はロッテ、ヤクルトでプレーした田中充。

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