東大OBでジャーナリストの大越健介氏(64)が、「東京6大学野球連盟創設100年」を記念したレジェンド始球式に登場した。久々の神宮のマウンドに力が入ってストライク投球とはならず。「すいません、佐々木朗希を意識しちゃって。ちょっと力みすぎてボールから入っちゃしました。赤点ギリギリの60点かな」と笑みがこぼれた。

東大では2年から本格的に投手としてプレーし、在学8シーズンで4位1回、5位3回を経験。右のサイドスローからインコースを強気に攻め、通算50試合に登板し8勝27敗、防御率3・52を記録。83年の日米大学野球選手権では国立大史上初の代表入りを果たし、後にメジャー通算583本塁打を放ったマーク・マグワイア(元カージナルス)とも対戦した。

卒業後の85年にNHKに入局。30年以上に及ぶ記者人生を歩んだ。2021年に同局を定年退職し、現在はテレビ朝日系「報道ステーション」のメインキャスターを務めている。大学で学んだことについて「改めて思いますけど、神宮のマウンドで時間と空間を独り占めできたことが自信になった」と力を込めた。

前日には東大が慶大から先勝を収め、連敗を17でストップ。自民党総裁選の取材の合間にもたらされた吉報に「ふっとネットをみたら、勝っているので、オッシ! と」と喜んだ。「実力があると聞いていたので、どこかで勝つと思っていた。今日は勝ち点がかかる日なので、先輩として恥ずかしくないピッチングをしようと。まずボールから入りました」と笑わせた。

試合前にはベンチ前で現役生と話し「悲壮感がみじんもなく、昨日勝って、今日行くぞと。さわやかですね」と振り返った。「1回勝って次の勝ち方が分かるので、今日は大チャンス。昨日の感覚を忘れないでほしい」と呼びかけた。

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