元中日監督の落合博満氏(71)と元DeNA監督の中畑清氏(71)が16日、「サンデーモーニング」(TBS系)にご意見番として出演し、来季から設立される「長嶋茂雄賞」について語った。
この賞は「走攻守で顕著な活躍をし、グラウンド上のプレーにおいてファンを魅了するなど、プロ野球の価値向上に貢献した選手」を対象とし、プロ野球OBなどで構成される選考委員会が選ぶ。
落合氏は選考の難しさについて、「沢村賞みたいにきちっと何試合、何勝、防御率、何イニングという規定があればいいんだけど、それを誰を選ぶかというのはもっと大変だと思う」と冷静に指摘した。
中畑氏は隣で「今選考委員会が選ぶのが大変だって言ったよね?」と笑いを交え、落合氏も「言いましたよ」と応じた。自身や落合氏に選考委員の声がかかっているか問われると、中畑氏は「いやかかってませんよ。かかったら言ってますよ」と苦笑い。落合氏も「いやきませんよ」と答えて笑いを誘った。
該当しそうな選手について中畑氏は、阪神の佐藤輝明内野手(26)を例に挙げ、「数字も残しながらファンを魅了する。あの選手を見たいと思って球場に呼べる選手がいれば、長嶋茂雄賞にふさわしいのかな」と自身の選考観を語った。
一方で落合氏は「いやあ現在では見当たらないですね」と一言。長嶋氏が実力とスター性を兼ね備えた唯一無二の存在だったと敬意を示し、「今のプロ野球界にいるかというと、今、存在しないと思う」とシビアに評価した。



