花粉に打ち勝って「開幕4番」の準備を整える。日本ハム郡司裕也捕手(28)が10日からの静岡での楽天2連戦を「花粉との戦い」とした。開幕前最後の本州での屋外球場2試合は、花粉シーズンと重なり、毎年アレルギー症状に苦しむ郡司にとっては、調子をキープするための大きな試練。移動時のマスク着用など防御策を徹底し、開幕に向け心地よく、調子を上げていく。

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郡司が“小さな敵”の猛威をかいくぐり、ベストコンディションでの開幕にこぎつける。花粉シーズンが遅れて来る北海道では、まだ対策をしなくても済むが、3月の本州は真っ盛り。10、11日の楽天戦へ「開幕前の屋外試合は、この2試合。花粉との戦い。僕には死活問題」。さらに14日から東京での巨人戦があり、本州を移動する。毎年アレルギー症状と格闘している郡司は「この1週間は戦い」と、気を引き締めた。

新庄監督から、3月27日は「開幕4番三塁」でのスタメンに指名されており、本番まで3週間弱となった大事な時期に、調子を落とすわけにはいかない。花粉の症状は「目にも鼻にも来る」ため移動時は「マスクとサングラス」と物理的な方法で防御した上で、症状を軽くするとされる「乳酸菌もいっぱいとって」と、体内にも予防線を張り、体調を整える。

武器の打撃は2月末の台湾遠征で実戦1号。オープン戦は9打数4安打1打点、打率4割4分4厘と好調で「より波が少ないように。打撃コーチと話しながら」と思い描く。静岡での前回出場は、ちょうど2年前の3月10日楽天戦。1安打(左越え二塁打)放ち、同年はプロ初の2ケタ弾、規定打席到達につなげた。26年も花粉との戦い中で結果を出し、ハッピーイヤーにする。

北海道より気温が高い静岡だが、中日時代の20年にも3月のオープン戦に出場しており「寒い中でやった記憶がある。寒さと花粉。乗り切ります」。何事も健康が一番。冷えから来るケガや体調不良にも留意し、熱々の開幕戦勝利をファンに届ける。【永野高輔】