<阪神6-10ヤクルト>◇8日◇甲子園

 ヤクルト加藤幹典投手(25)が、3年目で待望のプロ初白星を挙げた。2年ぶりの先発マウンドで、5回を6安打3失点。打線の大量援護にも助けられ、念願のウイニングボールを手にした。「中継ぎから先発のチャンスを久しぶりにもらってありがたかったし、うれしかった。最初は緊張して自分の思ったようなボールが投げられなかったけど、野手のみなさんがすぐに点を返してくれて、声をたくさんかけてくれた。自分のペースを思い出して投げることができました」とかみしめるように言った。慶大出身の有望左腕の力投で、チームの連敗も3で止まった。

 [2010年7月8日23時2分]ソーシャルブックマーク