<オリックス9-6日本ハム>◇29日◇京セラドーム大阪

 オリックスが先発全員となる19安打を放ち、両軍合わせて30安打の乱打戦に競り勝った。3度同点に追いつき、6-6で迎えた8回に5連打で3点を奪って、ケリをつけた。8回1死三塁から勝ち越し打を放った森山周内野手(29)は「初回(無死二塁)に走者を進めることができず、(6回の)同点タイムリーのところも代打かと思った。監督の期待に応えられて良かった」と話した。

 日本ハムに連勝し、4位浮上。岡田彰布監督(52)は「今日は打ち合いと思うとった、最初から。チームとして点取られたら打つ方がカバーして、打たんやったら投手が最少に抑える。もう何対何とか関係ない。1つの勝ち、1つの負けになる」とうれしそうだった。

 [2010年8月29日19時1分]ソーシャルブックマーク