<オリックス11-2ソフトバンク>◇3日◇スカイマーク

 左手首を痛めて戦線離脱していたソフトバンク松中信彦外野手(36)が「3番左翼」でフル出場し、2安打を放った。

 6月に左手首を痛め、8月上旬まで痛み止めの注射を打ちながらプレー。病院の検査で左手首三角繊維軟骨複合体損傷と診断され、8月12日に出場選手登録を抹消された。チームが優勝争いしていることから、一時は検討した手術をシーズン中は見送り、2軍で調整を続けていた。

 長打はなかったが、4回は中前にはじき返してチーム初安打をマークし、大差の9回は全力で走って内野安打。「必死こいて、残り試合、残り打席を頑張りたい」と、表情を引き締めていた。

 [2010年9月3日23時59分]ソーシャルブックマーク