<西武2-9ロッテ>◇9月30日◇西武ドーム

 ロッテ小林宏之投手(31)が苦しみながらも8回2失点の粘投で、今季最終登板を白星で飾った。8月26日ソフトバンク戦(千葉マリン)以来約1カ月ぶりとなる4勝目で、チームを今季初の6連勝へと導いた。「調子は良くなかったけどスライダー、チェンジアップを低めに集めて粘れたのが良かった」とホッとしたような表情で話した。今季は防御率4・29ながら自己ワーストの13敗を喫し、9月上旬にはインフルエンザに感染する不運もあった。それでも「もっとコントロールを良くしたい」と、早くも来季を見据えていた。

 [2009年10月1日9時18分

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