ソフトバンクのCSファイナルステージの先発ローテーションが内定した。14日開幕戦から杉内俊哉、和田毅、デニス・ホールトン、大隣憲司、陽耀勲、杉内と固まった。シーズンで先発要員だった小椋真介、山田大樹の2左腕投手は救援組に回ることになった。

 この日開幕のフェニックス・リーグに参加している2軍に合流した山田について、秋山監督は「中継ぎの練習をしないといけないからな」と救援起用を明言。山田は今季登板13試合が、すべて先発。中継ぎの経験がないため、6日の韓国LG戦(生目第2)で救援登板する方向。その後も宮崎で調整を続け、リリーフとして場数を踏むとみられる。

 また、第3戦(16日)先発予定のホールトンはフェニックス・リーグの9日西武戦(南郷)で、同第4戦(17日)先発予定の大隣は10日巨人戦(サンマリン)で調整登板を行う模様。

 他の救援組では甲藤啓介、森福允彦、金沢健人に加え、摂津正、ブライアン・ファルケンボーグ、馬原孝浩のSBMがスタンバイする。投手12人態勢(ホールトンと陽は登録入れ替わり)で、ソフトバンクがCS制覇への道を突き進む。

 [2010年10月6日10時35分

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