投げるより先に打った!

 阪神のドラフト2位一二三慎太投手(18=東海大相模)が2日、高知・安芸での2軍キャンプで非凡な打撃センスを見せつけた。同4位の岩本輝投手(18=南陽工)育成2位の島本浩也投手(17=福知山成美)とともにバント、バスター練習後、遠山2軍投手コーチに「最後に打ってみろ」と促された。

 まだブルペン入りは封印しているが、バットを構える様はやはり絵になる。室内でカーブマシンで打ち込み、ライナー性の鋭い打球を飛ばした。「今年初めてです。楽しかったです」。甲子園では春夏合わせて打率6割、昨夏の2回戦・水城(茨城)戦では2ランも放ったスラッガーが「打者一二三」としての才能を見せた。同コーチは「バッティングは秋山よりいいね。あの(カーブマシンの)スライダーをとらえていたのは一二三だけだからね。非凡さを感じる」と絶賛した。

 本職のピッチングでは第2クールからブルペンに入る予定だ。中西2軍投手コーチが「次のクールから立ち投げで30~40球投げさせる」と明言。高校の期末試験のため、鳴尾浜での新人合同自主トレから一時離脱し後れを取ったが「ブルペンは大丈夫。(体の)張りはありますが、その中でしっかりやるのが仕事なので」と意気込んだ。

 [2011年2月3日11時11分

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