<巨人5-4広島>◇3日◇東京ドーム

 ミスのオンパレードで、広島が東京ドーム11連敗を喫した。3点をリードした直後の5回。2死二塁から寺内の打球を一塁手松山竜平(27)が体ではじくと、二塁走者松本哲が本塁突入。慌てた松山の送球はそれて生還を許した。6回1死満塁でも本塁へ悪送球し3失策。松山は「何も言えないです」とうなだれた。延長10回1死からの亀井の二塁打も、中堅手丸が目測を誤った結果。ミスが決勝点につながり今季3度目のサヨナラ負けだ。チーム失策数は12球団ワーストの26個となり、野村謙二郎監督(46)は「簡単に点をやり過ぎ。今日はミスで負けた。ミスをしては巨人相手に勝てない」とあきれかえっていた。