日本ハムからFA宣言した鶴岡慎也捕手(32)、中日からFA宣言した中田賢一投手(31)が7日、福岡市内のホテルでソフトバンク入団会見に臨んだ。ともに年俸変動制の4年契約で、鶴岡は総額で2億5000万円~5億円プラス出来高払い、中田は総額で3億~6億円プラス出来高払い。

 背番号8の鶴岡は「競争に勝ってチームの勝利に守備から貢献していきたい。毎試合出るつもりで移籍を決めた。目指すのはゴールデングラブ賞」と正捕手に強い意欲を見せた。背番号11の中田は「07年(の14勝)以来2桁勝利から遠ざかっているので2桁勝利をしたい。投手陣の層は厚いが開幕ローテーションに入れるようにしっかり準備したい」と表情を引き締めた。

 会見に同席した秋山監督は「2人は一番波に乗った、充実した年齢。力になってくれる」と話し、Bクラスから立て直すチームの柱に期待した。