侍ジャパン栗山英樹監督(61)が23日、テレビ朝日系「報道ステーション」に生出演し、右手小指骨折しながら出場し続けた源田の“熱男”ぶりを明かした。

1次ラウンドの韓国戦で二塁けん制で帰塁時に交錯。ベンチに戻って治療を受けるも、すぐに二塁に戻った。しかしイニング終わりにベンチに退いていた。栗山監督は「治療して戻ってきて、完全に指が横向いてますと。ボルタレンって痛み止め、本当は水で飲むんですけど、ラムネみたいに口に突っ込んでバーって行く。その魂は感動した」と熱い気持ちに心を打たれた。

チェコ戦、オーストラリア戦は欠場となっていたが「(韓国戦の)次の日、外そうかと源ちゃんと話したんですけど、『監督、本当にWBC全てをかけます』と。ある程度、プレーも確認できたし、僕は源ちゃんにかけると」と同行させることを決意。源田も準々決勝イタリア戦から3試合連続フル出場で応え、世界一に貢献した。