ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王者長谷川穂積(35=真正)が9日、神戸市内で会見を開き、世界王者のままで現役引退することを表明した。
長谷川穂積の栄光と苦闘を写真で振り返ります。
- 神戸市内で引退会見を行いすっきりとした笑顔を見せる長谷川(撮影・清水貴仁)
99年 プロデビュー
03年 東洋太平洋王座獲得
- 判定勝ちで王座を奪取した長谷川穂積
05年 ウィラポンを壮絶な打ち合いで下し、初の世界王座獲得
- 長谷川穂積(右)の右フックがウィラポンの顔面にヒット
- ウィラポンの右ストレートを思い切り顔面に受ける長谷川穂積
- ウィラポンを下し喜ぶ長谷川穂積
08年 日本人ボクサー初の世界バンタム級王座を5度防衛
- 長谷川穂積はシモーネ・マルドロットに左フックを決める
- シモーネ・マルドロットにボディを打ち込む長谷川穂積
- 長谷川穂積はシモーネ・マルドロットに判定で勝利し防衛に成功
09年 日本人2人目の同一世界王座連続10度防衛
- 顔面をヒットする長谷川穂積
- ペレスをTKOで沈める長谷川穂積
- アルバロ・ペレスにKО勝ちした長谷川穂積
10年 5年間保持してきた世界王座から陥落
- ロープ際に詰められ左フックを食らう長谷川穂積
- 両手を合わせてファンにわびる長谷川穂積
10年 日本初“飛び級”2階級制覇
11年 4回TKO負けで王座陥落
- 長谷川穂積は顔面に右ストレートを決められる
- TKO負けを喫した長谷川穂積
16年 5年ぶり王座獲得で3階級制覇達成
- 8回、ルイス(左)に左ストレートを浴びせる長谷川穂積(写真は16年9月16日)
- 3階級制覇を果たしたWBC世界スーパーバンタム級王者長谷川穂積(写真は16年9月17日)
16年12月9日 引退を発表
- 神戸市内で引退会見を行う長谷川(撮影・清水貴仁)
プロフィル
◆長谷川穂積(はせがわ・ほづみ)1980年(昭55)12月16日、兵庫・西脇市生まれ。元プロボクサーの父大二郎さんの影響で、小2からボクシングを始める。99年11月にプロデビュー、05年4月に世界初挑戦でウィラポンを破ってWBC同級王者となり、10度防衛。10年11月に2階級上げてWBCフェザー級王座を獲得。16年9月にWBCスーパーバンタム級王座も獲得し3階級制覇を達成。168センチの左ボクサー。家族は泰子夫人と1男1女。戦績は41戦36勝(16KO)5敗。