スマックダウン・ライブに元新日本プロレスの中邑真輔(37)が登場し、タッグ戦で勝利を飾った。

 冒頭で23日(日本時間24日)にAJスタイルズと組んだタッグ戦でフォールを奪ったケビン・オーエンズとにらみ合い。「先週、オレがオマエから3カウントを奪ったのを忘れたのか」と問いただし、割って入ってきたバロン・コービンと3人で乱闘に突入。1対2と不利になった中邑はサミ・ゼインに救出され、そのまま中邑、ゼイン組がオーエンズ、コービン組とのタッグ戦に臨んだ。

 終始、得意攻撃で圧倒した中邑は、仲間割れを起こしてコービンに殴り付けられてダウンしたオーエンズを見逃さず、キンシャサ(ボマイェ)を決めて勝利した。6月18日(日本時間19日)にPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク」でマネー権争奪ラダー戦に出場する中邑。このラダー戦で奪いあうことになるブリーケースにはWWE世界ヘビー級王座に挑戦できる契約書が入っている。

 試合後、天井につるされたマネー・イン・ザ・バンクのブリーフケースを見上げながら中邑は「イヤァオ!」をファンとともに絶叫していた。