ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が6日(日本時間7日)、9日(同10日)の米デビュー戦に向け、ロサンゼルス市内のジムで練習を公開した。米メディアの注目度も高く、50人以上の報道陣に囲まれ、「“怪物”というニックネームの由来は」など次々と質問を受けた。

 3日にロサンゼルス入りしてからも、調整は順調。「体調はばっちり。日本と違ってからっとしているので過ごしやすい。睡眠もとれているし、何も問題はない」とコンディションの良さを強調した。同級7位アントニオ・ニエベス(30=米国)との6度目の防衛戦は今後のキャリアにおいても重要な一戦となる。「期待されているのを感じるし、また呼んでもらえるようなインパクトのある勝ち方をしたい」と意気込みを語った。