元祖毒霧戦法のザ・グレート・カブキ(69)が今日22日のプロレスリング・ノア後楽園大会で引退試合を行う。カブキは午後6時30分開始の第1試合で、メモリアルマッチとして越中詩郎らと組んで6人タッグマッチに出場。試合後は引退セレモニーも行われる。全日本プロレスから80年代に米国に渡り、最も成功した日本人レスラーとなったカブキは、80年に毒霧攻撃を考案。ハデな忍者衣装なども受け、1試合で300万円以上のギャラを稼ぐスターとなった。その後は日本に帰国して活躍した。

 「来年、70歳になる前に引退しようと思った。レスラー生活54年。もういいだろう」と、最後の試合に臨む。