30日に横浜文化体育館で開催されるダブル世界戦の予備検診が27日、都内のホテルで開かれた。7度目の防衛戦となるWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)、挑戦者の同級6位ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)、2度目の防衛戦となるWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(25=BMB)、挑戦者の同級11位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)が検診を受け、4選手とも異常はなかった。

 今年9月、米デビュー戦となったV6防衛以来となる世界戦となる井上は「やはり日本は慣れているので調整はやりやすいですね」と充実した表情。また10月22日の初防衛成功から約2カ月強でのV2戦となった拳四朗は「万全の体制で臨めると思います」と笑顔をみせていた。