30日に横浜文化体育館で開催されるプロボクシングのダブル世界戦の調印式が28日、都内のホテルで開かれた。

 7度目の防衛戦となるWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)、挑戦者の同級6位ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)、2度目の防衛戦となるWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(25=BMB)、挑戦者の同級11位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)が出席。調印書にサインし、2つの世界戦が成立した。

 試合まであと2日となり、井上は「いつも通り、順調にコンディションづくりできている。明日の計量を待つのみです」と順調な調整ぶりをうかがわせた。また拳四朗も「最近、KOがないので世界戦で倒せるところをみせたい。倒せるボクシングができればインパクトが残せると思います」と力強く宣言していた。