プロボクシングIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)が、師匠の渡辺均会長から元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)のような軽量級スターに育てる意向を示された。

 12月31日に同級3位カルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)を8回TKOで下し、初防衛に成功した京口は1日、都内の所属ジムで会見し「このベルトの価値を高めることが指名。統一戦とか盛り上がる試合を組んでもらうには勝ち続けることが第一」と18年にかける思いを口にした。

 会見に同席した渡辺会長には「京口にはロマゴンのようになってほしい。何連勝して、階級を上げていって。そういう選手になってほしいから」とのプランを提示された。師匠からの大きな期待を寄せられた京口は「ロマゴンはリスペクトしているし、あのようになれたら。まずミニマム級で敵なしになったら階級を上げたい」と着実にステップを踏んでいく考えだ。