長州力(66)がプロデュースするプロレス興行、パワーホール大会が14日、後楽園ホールで行われた。

 メインで長州は飯伏幸太(35)伊橋剛太(34)と組んで、かつて名勝負を演じた藤波辰爾(64)組と対戦。「今の時代に合ったプロレスを感じてみたい」とパートナーに選んだ飯伏と、昭和の激しいプロレスをファンに届けた。それでも、もう1人の伊橋の動きには試合中に激怒。飯伏が藤波組のTAKAみちのくにフォール勝ちした後も「お前はダメだ。プロレスやらない方がいい。遊びじゃないんだから」と、新日本時代に鬼の現場監督と呼ばれた厳しさそのままに吐き捨てるように言った。長州は「客の反応はいいものにはいい反応をする。今の若い人の動きと自分の動きの間がつかめなかった」と感想を口にした。