昨年の女子トーナメント、メイヤング・クラシック覇者となる「海賊姫」カイリ・セイン(宝城カイリ=29)が、レッスルマニアで初開催の女子バトルロイヤルで強烈な存在感を示した。

 同じWWE傘下NXT所属のペイトン・ロイス、ダコタ・カイ、ビヤンカ・ブレアらと結託し、セインはソーニャ・デビルを攻撃。「1軍」のロウ、スマックダウン所属レスラーたちを蹴散らすと「NXTコール」を浴びて勝ち誇った。

 さらにサーシャ・バンクスをコーナーに追いつめ、ルビー・ライオットにはトップロープから必殺のインセインエルボーをさく裂させた。その後、カイリは排除されてしまったが、その攻撃力で大きな注目を集めた。

 なお試合はベストフレンドのサーシャ・バンクスとベイリーが勝ち残り、一騎打ちかと思われたが、ベイリーがサーシャを排除した後、隠れていたナオミがヒップアタックでベイリーを排除して優勝を飾った。(米ニューオーリンズ=千歳香奈子通信員)