株式会社ブシロード傘下となった女子プロレス団体スターダムの新体制会見が17日、東京都内の明治記念館で行われ、電撃加入が問題となっている元アイスリボンのジュリア(25)についても言及があった。

ジュリアは14日午前、自身のツイッターで13日付でのアイスリボン退団を報告。午後にはスターダム後楽園大会に現れ、リング上で入団を表明した。だが、アイスリボン側とはまだ契約終了の手続きが済んでいなかった。

スターダムのロッシー小川社長は「(14日に)リングに上げて騒がせてしまったことは申し訳ない」と謝罪した上で、「ジュリアは(直前の)12、13日にいきなり退団を申し出たとされているが、実は先月末に退団したいと意思表示していた」と明かした。

横で聞いていたブシロードの木谷高明取締役は、「やっぱり昭和っぽさが残っている。そういうのも含めてきちんとやっていく。ツイッターとか見ていると『木谷がやらせた』というのもあるが、大事な会見の前にそんなもめごと起こすはずないじゃないですか。もう平成も終わってるんですから」と苦笑いで小川氏にツッコミを入れた。新たにスターダムを運営する株式会社キックスロードの原田克彦社長は「私も含めて、小川さんと一緒に先方(アイスリボン)にコンタクトを取り、経緯を説明したい。ある程度筋を通す」と円満解決に向け、動くとした。