「荒武者」後藤洋央紀が3日のインターコンチネンタル王座挑戦時に邪魔してきたNEVER無差別級王者KENTAからフォール勝ちを収めた。カール・フレドリックスと組み、高橋裕二郎、KENTA組と激突。フレドリックスとの連係技で高橋を場外へと追いやると、孤立したKENTAを捕獲。裏GTRで追い込んだ後、11分38秒、GTRでマットに沈めた。

2日目でリーグ初白星を挙げた後藤は「まず1勝。KENTA、オレはこんなんで満足してねえからな」と怒りを爆発。「お前が大阪でやったのはこんなんで償いきれるなと思うな。これで終わった気になるなよ。まだまだこれからだ」と今リーグ初白星ゲットにも厳しい表情を浮かべていた。

3日の大阪大会でインターコンチネンタル王者ジェイ・ホワイトに挑戦した際、後藤はミドルキックからの昇天・改、GTRでフォールを狙ったとこで、外道の妨害に見舞われた。盟友の柴田勝頼の救援で追撃を狙おうとしたところで、今後はKENTAが乱入を許すとgo 2 sleepでKO状態に追い込まれてホワイトのブレードランナーに敗れていた。

なお16チームが出場した今年のワールド・タッグリーグは1リーグ制。例年のように優勝決定戦は組まれず、リーグ最終戦時点での1位チームが優勝となる。