ボクシングのWBAスーパー、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(27=大橋)が、WBA同級2位ジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)との防衛戦に臨み、7回2分59秒、KO勝ちを収めた。

6回にカウンターの左フックで1度目、7回にはカウンターの右ストレートで2度目のダウンを奪って、聖地で快勝した。

-試合を振り返って

井上 今日のフィニッシュのパンチは、すごく納得いく形で終わりましたね。

-ダウンを奪った2つのパンチは

井上 モロニー選手はすごくガードが堅くてテクニックもある選手で、崩しにくいので、この2つのパンチは日本で練習していたパンチだったので、試合で出せてほっとしている。

-パワー、スピードは昨年11月のドネア戦よりも強いのでは

井上 試合を通して場面場面の判断力はドネア戦で学んだので、その時よりはパワーアップしている。

-次戦に向けてプランは

井上 次はドネアと対戦する(WBC王者)ウバーリ、WBO王者カシメロの両選手はターゲットに考えている。タイミングの合う方と対戦したいと思う。