RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川天心と武尊>

15年11月、K-1会場で試合後の武尊に那須川が対戦要求。武尊も「いつでもやる」と承諾したが、RISEとK-1で所属が違うことなどで、行われなかった。その後、この話は消えかけたが、昨年大みそかのRIZINで武尊が那須川の試合を、3月28日RISEでは那須川が武尊の試合を観戦に訪れ、実現に向け動きだした。7月に30歳を迎える武尊。実現できなければ引退をほのめかすほどの覚悟を見せており、RISE、K-1、RIZINの3団体が年内開催に向けて話し合いを続けている。