新日本プロレスは29日、来月の大阪城ホール大会の日程変更と主要カードを発表した。緊急事態宣言延長で大阪府からの要請を受け、開催日を当初の6月6日から6月7日に変更。オカダ・カズチカと鷹木信悟によるIWGP世界ヘビー級王座決定戦の開催を発表した。5月20日に発表されたウィル・オスプレイの首負傷による王座返上を受け、空位となっていた同王座決定戦に名乗りをあげていた両者が激突することになった。

鷹木は5月4日に福岡大会でオスプレイに敗れて王座奪取に失敗していたものの「5・4のタイトルマッチを経て、IWGP世界ヘビーに対して、さらに熱い気持ちがあるんだ。このままじゃあ終われねえんだよ」と猛アピールしていた。一方のオカダは当初、29日の東京ドーム大会で同王座挑戦が決定しながらも大会の延期に見舞われた。さらに自身の新型コロナウイルス感染したものの、26日の後楽園大会のリングに登場。「俺、元気だもん。今、俺みたいな人間がチャンピオンになって、盛り上げないとダメだと思っているので」と発言していた。

また大阪城ホール大会ではIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードがYOHとの初防衛戦に臨む。さらに飯伏幸太とジェフ・コブによるシングル戦も組まれた。