19日(日本時間20日)に米ラスベガスで世界戦を控えるボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が17日(日本時間18日)、同地のヴァージン・ホテルズで開催された試合前の公式会見に臨んだ。

防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)の挑戦者となるIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)と対面し、写真撮影では向かい合ってフェースオフにも臨んだ。身長170センチの長身サウスポーとなる挑戦者との身長差は約5センチ。会見後の質疑応答では、ダスマリナスの印象も口にした。

-これまでの現地調整は

井上 すごくリラックスして調整できたし、体重もスムーズに落とすことができました。

-会見を終えて

井上 会見をやるといよいよだなという気持ちもあります。何かこう、やってきたことがもうすぐ出せるんだなといううれしさもすごく出てきます。

-ダスマリナスの印象

井上 (18年に弟拓真の練習パートナーとして来日し)横浜で会った時と同じく、すごく良いヤツだなという印象を持ちました。良いヤツほどリングで牙をむいてくると思うので、そこだけは油断しないように。しっかり挑みたい。

-米国でみせる試合は

井上 技術、テクニックをみせながらしっかりとKOにつなげたい。