スマックダウン(SD)女子王者ベッキー・リンチが22日のPPVクラウン・ジュエル大会(サウジアラビア)で挑戦を受けるサーシャ・バンクスをマンハンドルスラムで沈め、勝ち誇った。

同大会でバンクス、ビアンカ・ブレアの挑戦者2人を迎えた3WAY形式SD女子王座の防衛戦を控え、ロウ女子王者シャーロット・フレアーと組み、ブレア、バンクス組とのタッグ戦に臨んだ。

試合前からブレアとバンクスが先発順を巡ってもめ、リンチ、フレアーも加勢して4人が入り乱れる大乱闘に発展した。収拾のため、WWEオフィシャルのアダム・ピアースによって仕切り直されたものの、リンチが一方的な形でフレアーに交代させられ、バンクスとブレアも激しくたたき合う交代を展開。両サイドともに険悪なムードが漂った。

リンチがディスアーマーでバンクスを捕獲し、チャンスを迎えたところで、フレアーによる勝手に交代で2人がもめた。するとブレアもバンクスとターンバックルにたたきつけるなど試合も大混乱となってノーコンテスト裁定となった。試合後、リンチ、ブレア、バンクスの3人が再び乱闘に発展。最後はSD女子王者らしく、リンチがマンハンドルスラムでバンクスを倒し、SD女子王座ベルトを掲げて勝ち誇っていた。