NXT女子タッグ王者紫雷イオ(31)が防衛戦で場外落下からのラダー(はしご)激突という大ダメージを受け、同王座から陥落した。

パートナーのゾーイ・スタークと組み、ジジ・ドリン、ジェイシー・ジェイン組、インディ・ハートウェル、ペルシャ・ピロッタ組を挑戦者に迎えたラダー形式3WAY防衛戦で敗れてしまった。

試合開始から紫雷はスタークと連係したスープレックスやドロップキックをハートウェル、ピロッタに成功させた。天井につるされた王座ベルト2本を狙い、挑戦者組がラダーを使って争っていると紫雷が阻止。ハートウェル、ピロッタ組に場外で解説席にたたきつけられたものの、2人もろともDDTでたたきつけて反撃した。

リングに戻ってラダーを設置した紫雷はベルト奪取を目指したが、挑戦者2組の邪魔が入って失敗。再びラダーをよじのぼり、ベルト奪取を狙おうとした際、ハートウェルに妨害されてラダー頂上から場外に転落。「ああ~」と悲鳴とともに、その勢いで場外に設置してあったラダーに直撃し、動けなくなってしまった。その隙にドリンがハートウェルをラダーから落とし、天井につるされたベルトを奪い、ジェインとともに新NXT女子タッグ王者となった。

試合会場が静まり返るような場外落下&ラダー直撃となった紫雷は試合後、自らのツイッターを更新。「死んでないぞ。ベストを尽くすためにまた立ち上がってやる。タイトルが私の腰にないのは悲しいが…」と再起を誓うと「インディは嫌い!!!!!!!だ」と怒りをあらわにしていた。