シュートボクシングの女王RENA（30＝SHOOTBOXING／シーザージム）が、鬼の形相でライバル対決に決着をつけた。
メインイベントで元レスリング世界王者の山本美憂（47＝KRAZY BEE／SPIKE22）と5年ぶりのリマッチに臨んだ。
1回残り70秒から山本にテイクダウンを奪われたが、下から腕ひしぎ逆十字固めを決めて応戦。2回は開始早々にテイクダウンを奪われ、マウントポジションから山本のたたきつけるようなパンチを浴びで、右目尻をカットして流血。右顔面も大きく腫れ上がり、顔も変形したが、立ち上がった直後、低い姿勢で飛び込んできた山本の顔面にカウンターで強烈な右ひざ蹴りを強打。顔を押さえてうずくまった山本の頭部に拳を振り下ろして、レフェリーストップ勝ちした。
16年9月の初対戦でのニンジャチョークによる一本勝ちに続き、山本に連勝したRENAは「山本美憂さんがいたからこそ、ここまで女子格闘技をつくってこれた。お互いボロボロになるくらいいい試合になった」と、右目尻の流血を気にすることもなく満足げな笑顔を見せた。
